かわいいパンダに面する時、一体誰が誰だか分からないと思う人がきっと多いでしょうが、今日紹介される「思縁」というパンダはほとんど人を戸惑わせることがない不思議な人物ですよ。
白い手袋のおばさんの思縁
よく見れば分かるように、思縁の体には明らかな特徴があります。気づきましたか?そう、それです!普通のパンダの黒い毛に覆われる前足に対して、思縁の前足の毛は白いです。これで思縁が「白い手袋のおばさん」と呼ばれるのです。
「おばさん」と呼ばれていても、思縁にもその楽しい子供時代があったのです。何年前に、思縁はオリンピックパンダの晶晶、勇勇と蘭州動物園の蘭仔(ランザイ)と一緒に楽しい日々を送っていました。2007年に、三歳の蘭仔は古里の蘭州に帰ったから、思縁の仲間は晶晶しかいなくなりました。年は晶晶より一つ上ですが、好き嫌いが多くていつも遅く食べている思縁の体が小さくて、体重も晶晶ほどではありませんでした。
亜成年時期の思縁と晶晶は仲良くしていた
大きくなるにつれて、食物の大事さが分かるようになった思縁はもらったものをきれいに食べることができ、体もだんだん太るようになってきました。
好き嫌いなしに何でも食べるようになった思縁
2013年夏、思縁は12年生まれの子パンダ園潤をつれてパンダ基地の月産室に引越ししました。自分の子供ではないですが、母性の強い思縁はしっかりと子育ての責任を負い、何でもかんでも園潤をつれています。そこから実際の親子関係ではないパンダの間の暖かさがよく見えます。
「重いよ、思縁ママ!」
思縁の後で気分良く日向ぼっこしている園潤
今、しばらく太陽産室に住んでいる思縁おばさんは悠長な毎日を送っています。ほら、太陽産室の運動場で散歩したり、どこかを眺めたりしている思縁おばさんですよ。勿論、食べることも大事な日課です。食物に囲まれる生活も羨ましいですね~
運動好きな思縁おばさんはよく運動してから食べ始めるので、ちゃんと健康管理をしていますよ。これからも健康で楽しい毎日が過ごせるようにと願っています。