パンダのお母さんたちは皆自力で子を育てるので、すごく大変です。幼い赤ちゃんの授乳や排便、外見などいろんなことに配慮しなくてはなりません。赤ちゃんが大きくなって歩けていたずらができるようになったらもし短気なお母さんならたまに暴力を振ることもあります。では、本気でお母さんを怒らせたらどうなるでしょか。
お母さんの愛は時には慈雨のようにパンダに潤いを与え、時には山崩れのようにパンダを襲います。
三度目にお母さんになった小丫头(シャウヤトウ)は小馨(シャウシン)と青青(チンチン)と共に運動場にいます。普段の小丫头はとても優しいお母さんですが、食事をする時は違っています。
シャウシンはいつも母が食事している時に邪魔をします。最初はただ軽く手や耳を噛んで追い出しますが、何度懲らしめてもだめです。それで、かっとなった母がシャウシンを運動場の溝へ追い払って、すぐ背を向けて行ってしまいました。しかし、これしきのことはシャウシンにとって何でもなくて、二回溝に追い払われてもお母さんに挑戦し続けます。母とお互いに噛み合ったり、引っ張ったりします。お母さんは菜食主義者ですが、それでもなめてはいけないです。結局、シンちゃんが母にくわえられて築山の上から投げ捨てられたんで、やっと落ち着きました。
子育ては大変です。やんちゃな子はなおさらです。太陽産室で美味しそうに竹を食べている晶晶(ジンジン)ママは、まさか息子の晶亮(ジンリョウ)に頭上の皮を噛まれたことなんか思わなかったでしょう。でも、びっくりした後、ジンジンはすぐ大きい足をだしてジンリョウをそばにすてて、無視して食べ続けます。
ジンリョウは一休みしようとするお母さんの顔にひたすらにこすります。気がいいジンジンは一緒に寝ようと思ってジンリョウを懐に入れたが、ジンリョウはもがき続けて抵抗します。とうとうジンジンを怒らせてしまったんです。ジンジンは木の上に逃げようとするジンリョウの後ろ足を噛んで下に引っぱって、耳を噛んで木の茂みへ引きずって行きます。
お母さんたちはどんなに怒っても、依然として子供を愛しています。だから、「ちび団子ちゃん」たち、独立する前にお母さんと一緒にいる時間を大切にしましょうよ。