春の中の新生

　2020年3月21日に、パンダのチーチは体重176.7グラムの雄の赤ちゃんパンダを産みました。これは「熱干麺（レガンメン）」と「蛋烘糕（ダンホンガウ）」に続き、今年パンダ基地でうまれた第三匹のパンダの赤ちゃんです。春で生まれたから、この赤ちゃんパンダは「春生（ツンセイ）」という詩趣のある名前が名付けられました。

　春生の目の周りの形はスムーズで、鼻筋は高くて、口は少し短くて、肩の黒い部分は広くて、たしかにちゃんとしたイケメンです。

保育箱の中のツンセイ

ベッドの上のツンセイ

もうすぐ三ヶ月になるツンセイ

　もうすぐ三ヶ月になるツンセイは毎日食事と寝ることのほか、もう一つ大事なことがあります。それは一日も早く歩けるように毎日這うことを練習します。目が覚めると、小さな手と足がばたばたして、ベッドの表面が滑りやすいせいかなかなか前に進めないように見えます。疲れたら伏せになって休んで、時々叫び声が出ます。

　「草の色は長い河畔に広げて、木の先に花が飾っています。」春の到来はいつも大地に活力をもたらし、春の中の新生は美しい命の始まりを象徴しています。ツンセイが健やかに成長することと常に元気いっぱいであることを祝福します。