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パンダの見分け方

著者:       時間:2016-11-18

 どのパンダも無邪気で可愛いので、皆に可愛がられています。しかし、「パンダの顔は皆一緒なのか」という困惑を持っていませんか。飼育員はどんな方法でパンダを見分けているのか興味がありませんか。このような疑問を持って、これから、皆さんに「パンダの顔型を見分ける」方法をお教えします。

 

 まずは「大顔」です。これを代表するのは、WWFのEarth Hour(アース・アワー)のキャンペーン大使―「美蘭」です。アメリカ生まれの美蘭は、豪放な「大顔」を持ち、ふわふわした頬の毛が一番の特徴です。また、美蘭の鼻は丸くてたっぷりしている感じがし、顔全体は満開のひまわりのように見えます。このような顔型は人に喜ばしい感じを与え、「永遠に老けない」というイメージがあります。美蘭の性格も満開のひまわりのようにさわやかで気さくです。アメリカで何年間もスタッフに女の子として育てられ、その上、「美蘭」という女の子のような名前までも付けられましたが、今の美蘭はお構いなく、幸せな毎日を送っています。

 


喜びにあふれている「大顔」美蘭

 

 そして次は漢字の「国」の形と似ている「国型顔」です。この顔型の代表は「二喜」しかいません。「二喜」は2010年に生まれたオスです。彼のママは大熊猫基地の大美人「二丫頭」、パパは日本生まれの「秋浜」です。ママの白い顔を受け継ぐうえに、パパのような長い鼻も持っています。「二喜」の顔立ちはさっぱりしており、おっとりしています。性格もママと一緒で静かでおっとりして、振る舞いが上品で、その性格が飼育員たちから好評を得ています。

 


ダンデイな「国型顔」二喜

 

 次は上品な顔立ちの代表―お嬢様「娅韵」です。「二喜」と同じ、2010年に生まれ、娅娅の末っ子です。末っ子だからなのか、娅娅は娅韵のお世話に愛と力を尽くし、娅韵がママと暮らす時間は兄弟姉妹の中でも一番長く、二歳四ヶ月になってからママと離れて、独立して暮らすようになりました。ずっとママに可愛がられて、お嬢様のように育てられた「娅韵」の顔立ちも上品です。彼女は耳と鼻が小さいだけではなく、目の周りの黒い部分がほかのパンダと比べても短くて小さいです。また、顔の毛も短くて、薄いピンク色をしており、ずっと甘えっこのように見えます。しかし、時間とともに「娅韵」もしっかり成長して、年ごろの女の子になり、傾城の美女とは言えないまでも、見飽きない顔立ちです。

 


すっきりしている娅韵

 

 最後はパンダ界の「ダンサー名人」―「蜀慶」です。ずっと背中を観光客に向け、頭でリズムを取っているのは蜀慶です。彼女が美しい十代の頃から、パンダ界の「西施」と呼ばれています。蜀慶の顔型は、ほとんど丸顔で、顔たちもよく見え、鼻も丸い形をしています。体はちょっとふっくらしているが、しぐさは上品です。パンダ界には世代によって様々な美女が出ていますが、美しい姿を持っている蜀慶は美女としてのキャリアがあって、「パンダ界の花」のような存在です。彼女の顔立ちは、さらにはパンダの見た目がきれいかどうかの多くの判断の標準になります。

 


ママになっても美しい姿持つ蜀慶

 

 以上の写真と紹介を通して、飼育員がどのようにパンダの顔を見分けているかおわかりになりましたか。次回パンダを見るとき、顔を見分けることができますか。