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パンダの朝練

著者:       時間:2017-12-19

 暑さに弱いですが、寒さに強いから冬がパンダにとって一年の一番いい季節なのです。毎朝8時に出てきた元気ハツラツなパンダ達は朝の美味しい空気を吸いながら朝練を始めています。

 


「皆、おはよう~」

 

 幼年パンダの団地には2歳になった3ペアの双子パンダが住んでいます。その名前はそれぞれに奥林匹亜(オリンピッヤ)、福娃(フーワ)、思念(スーネン)、思筠筠(スージンジン)、晶奥(ジンアウ)と晶運(ジンウン)です。

 

 まず、100メートルの急スピードで走り出してきたのは思筠筠(スージンジン)と晶奥(ジンアウ)です。いつもいる木に上りついたら、またすぐ眠くてたまらないようなふりをしています。

 


「ちょっと眠いから、失礼させていただきます」

 

 「高く座り、遠く見られる」という諺どおり、高い木に登るのが上手な思念(スーネン)は、木の上で皆を見るのが好きです。

 


「ここが僕の気入りのところなんだ」

 

 運動場に出たら晶運(ジンウン)はさっそく新鮮な笹に向かい、食べ始めました。その食べぶりは世界に「これこそ我々パンダにとって何より重要なことだ」を宣言しているようです。

 


「ほんとうに美味しい!全~部!私のだ!」

 

 活発な双子の奥林匹亜(オリンピッヤ)と福娃(フーワ)は何にも興味津々のように登り台の上を登ったり遊んだりしていてます。

 


「一、二、三、いい天気」

 


「これも美味しい!」

 

 このようなパンダの朝練のかわいいシーンを見た皆もたくさんの写真を撮りました。