成都パンダ繁殖研究基地(以下略して「パンダ基地」といいます)で毎年六月から新生パンダが相継いで誕生します。
今年、六月五日午前1時22分にパンダ績丽(じリ)は無事に166.8グラムの雌の赤ちゃんを産みました。これをはじめとして今年のパンダの誕生シーズンの幕は開きました。
6月11日午前9時35分にパンダの成大(チェンダー)はお産の前の症状が現れ、当日午後14時41分に無事に171.9グラムの雌の赤ちゃんを産み、また、午後6時8分にただ42.8グラムだけの雌の赤ちゃんを産みました。この赤ちゃんの体重はこれまで生まれた時に世界で一番軽くてそれから無事に育ったパンダの五一(ウーイー)より軽いです。
7月6日にパンダの阿宝(アバウ)は午前7時41分に体重211.6グラムのオスの赤ちゃん、午前9時28分に体重209グラムの雌の赤ちゃんを産みました。今、母子の各項目の指標は正常です。
7月6日まで、パンダ基地でもう5頭のパンダが生まれました。パンダの誕生シーズンの真っ最中だから、今後可愛い赤ちゃんたちが次々と生まれてくることをすごく楽しみにしています。パンダ基地で飼育員たちの心をこめた配慮のもとで、赤ちゃんたちが元気いっぱいで楽しく成長することを心から願っています。